事務室・会議室・役員室での日常作業は、毎日決められた作業を限られた時間で行います。作業内容・作業のコース・手順などを決め毎日作業する清掃です。
一定の期間をおいて行う清掃作業をいいます。定期作業とは、床の洗浄作業と思われがちですが、この中には月曜日から金曜日までスケジュールを組んで行う定期作業、すなわち扉を拭く、金属を磨く、間仕切りの汚れ落とし、備品の清掃、書類戸棚の清掃など短期間のサイクルで行いうる作業を含めて定期作業と呼びます。
巡回清掃とは、短時間、週1回~3回程、清掃員が請負場所へ出向して、清掃を行ういわばパート清掃です。作業範囲が少なかったり、毎日の掃除が必要ないなど、毎日の清掃を必要としない小規模な建物へ、清掃スタッフが決められた回数出向し、美観を維持します。
調理場の排気を行う厨房ダクトですが、その中で最も清掃が必要なのが煙や熱気を集めるためのフードです。フードが汚れたままになっていると、油滴や悪臭の原因になり、不衛生なだけでなく、客席から見える位置にある場合はそのお店のイメージダウンにも繋がってしまいます。フードには頑固な油汚れがつきやすく、隅々まできれいにするには分解して洗浄する必要がありますますので、定期的なフード清掃を行い、いつも清潔にしておきましょう。
室内の空気を換気するためのダクトですが、人が建物内で快適に過ごすためには欠かせないものです。ダクトは室内を循環する空気の通り道なので、汚れが溜まることにより、悪臭やカビの発生だけでなく、冷暖房の効率低下にも繋がってしまいます。また、火災の原因にもなりうるため、ダクトの定期的な点検・清掃は防災の観点からもとても重要です。